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だらだらぼっちオスッテ(たまにララ)リューサンのFF14日記。
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光の英雄が守りたかったもの (ショートストーリー風?)

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FF14・4周年という記念すべき日に暗黒ジョブクエLv.60~70をだだーっとやったんですが、
とても感動しました。
で、4年間遊んできた感想とかジョブクエの感想とかを諸々込めて、
トタ君の言葉を借りて書いてみました。
こういう書き方するの初めてなのでちょっと稚拙かもしれませんが。
私のヒカセン・トタ君の脳内妄想設定とか出てきます。
あと当然ながらネタバレもしてます。







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俺は、小さい頃はいじめられっ子だった。
黒衣森・南部森林にある俺の集落は、ムーンキーパーがほとんどで男が少なく、俺は女の子軍団の良いオモチャだったのだ。からかわれて悔しくても反論できず、あるいは言い返せば生意気だときつい反撃が返ってくる。
卑屈で内向的になっていった俺は、現実逃避したかったのだろう……どんどん本の虫になっていった。読書は誰にも邪魔されず色んな世界へ飛び込める最高の楽しみだ。そんな趣味もまた村の姉さんたちにからかわれたりもしたが……。
たくさんの物語に触れ、そこに出てくる“格好良くて強いヒーロー”に憧れて、
俺はいつしか冒険者を志すようになった。
森を警備する鬼哭隊のおっちゃんたちと仲良くなって槍の扱い方を教えてもらうと、俺は少しずつ自分に自信を持てるようになった。
「俺も名を上げて、俺をバカにした奴らを見返してやる! 
 それで、みんなに俺はすごいんだって事をわからせてやるんだ!」

そんな幼稚な決意とともに槍を担いで村を出て、正式に技術を学ぼうとグリダニアの槍術士ギルドの門を叩き……気が付けば俺は、憧れの“英雄”になっていた。

英雄と呼ばれる事にくすぐったさはあるがあまり抵抗は無い。むしろ誇らしいし、もっと頼りにしてくれたって構わない。蛮神が降ろされたと聞けば、こんな事は誰にも言えないが、また俺の強さを証明するチャンスだ、などと思ったものだ。
ナナモ陛下殺害の容疑を掛けられた時は流石に堪えたが、俺の無実を信じてくれる人が多い事にとても勇気付けられた。
今まで自分がしてきた事は間違っていなかったのだ、と。






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イシュガルドでの旅で、俺はふたりの大事な人を亡くした。
俺を庇った友が息絶えた時、俺は突然の別れに何も考える事が出来なかった。ただ、彼が笑ってほしいと言うから笑顔を見せたが、そこに俺の感情は無かったように思う。
もちろん悲しくはあった。だが、悲しみとは少し違う、大きな大きな喪失感に飲み込まれそうで、その時はただ前に進む事で気を紛らわせるしかなかった。
もう一人の光の戦士が空に散った時、俺はひたすらに泣いた。泣く余裕があったのだろう。
彼女は自分の正義を信じたが、その過程で、意図していなかったとはいえ多くの命を奪う結果となった。
彼女はどこかで償いをしなければならないと、彼女自身も、そして俺も考えていた。それは常に彼女に死の気配を漂わせていて、だから俺は無意識に彼女を失う覚悟が出来ていたのかもしれない。
……俺も正義を振りかざして命を奪うという点では彼女と同じだ。俺にもいつか精算の日が来るのだろうか。


フレイに出会った事は、俺の中で大きな衝撃だった。
俺が今までひたすらに突っ走って来られたのはきっと彼がいてくれたお陰なんだろう。
それまで頼まれれば二つ返事で請け負っていた荒事も、今は心の中で彼に「悪いな」と詫びて臨んでいる。結局やる事に変わりはないのだが……それでも心持ちは変わる。彼がいるから戦える事を、俺は知ったのだから。
俺が歩みを止めない理由はフレイだけではない。
可愛い双子がエオルゼアを護りたいというなら喜んで手を貸そう。今は離れている頼りになる相棒とも、再び歩みを共にする日がいつか来る事を願っている。それまでは絶対に死ねない――相棒を助けるのに手を貸してくれた二人の為にも。







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アラミゴ奪還の旅を通して、俺はリセに自分を重ねていた。
彼女は祖国を救いたいと口にするが、果たしてそれは彼女の中から生まれたものだったろうか?
周囲に期待され、流され、そして喪った家族や相棒の幻影によって救国の女神となる事を余儀なくされているのではないか?
俺も流され体質というか、気付いたらこんな立場にいた人間なので、余計に心配になってしまう。
解放軍のトップに担ぎ上げられた彼女には、もう俺にとってのフレイやエスティニアンはいない。
むしろ、いなくなったパパリモの存在は、彼女の中で退けない理由として重石になっているように思える。
彼女が折れた時、暁の面々は、そして俺は、本当の意味で彼女の支えになれるのだろうか?
彼女は、今はただ走る事で倒れずにいられるだけだ。俺以上に危うい綱渡りをしているのを見るのは辛いが、彼女自身が確固たる物を胸に刻むその日まで見守ってやりたい。







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ミストに初めて出会ったのは、そんなアラミゴ復興へのゴタゴタの最中だった。
久しぶりにシドゥルグたちに顔を見せるかと何気なくイシュガルドに立ち寄っただけだったのだが……。
すでにこの世にない人を彷彿とさせるその見た目から、一目で只者では……というか、ただ事では無いと察した。
更に彼の能力を知って、俺は「この先また何か恐ろしい物を見せられるのではないか」という嫌な予感を覚えたものだ。
だが同時に考えた、「いなくなってしまった人と会えるなら、俺は誰と会いたいだろう?」と。
真っ先に思い浮かんだのはメッフリッドとコンラッドさんだった。
あの二人に祖国の姿を見せてあげたいし、リセに何か声を掛けてやって欲しい。
そしてもう一人、思い浮かんだのは……いや、思い浮かべようとして、頭から振り払ってしまった。
あの人の事を思い出すのは、ミストにエーテルを全て返してもらってから――。






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嫌な予感は実態を伴って目の前にはっきりと現れてしまった。
自分が倒した……殺したはずの人々と再び対峙するのは足が震えた。
俺がしてきた事は正しかったのかと問い詰められているようだった。
俺の心の中から生まれ、俺を苛む者たち……それを退けてくれたのもまた、俺の心から生まれた者だった。彼はあの時からずっと一緒に旅をしてくれていたのだ。それを当然知っていて、呼びかける事もしていたのに、やはり彼の存在を目にするだけで涙が出そうな程の喜びと心強さがあった。





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内に抱えるものが更に増えてしまったが、それも俺がこれまで旅をして残してきた足跡のひとつだ。
きっといつかまた俺自身を助けてくれることだろう。

今回、「一体俺は何を守りたいのだろう」と本当に考えさせられた。
考え抜いた末に出てきた答えは実に下らない。
俺が守りたいものは、俺自身だ。
いじめられっ子だった俺が夢見た英雄を守ることで、小さな頃の俺を助けてやりたかったんだ。
“格好良くて強いヒーロー”であり続ける事が、俺が俺でいる為に大切な事だったんだ。






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全て終わってから、俺は久しぶりに墓参りに来ていた。
ミストとの邂逅では思い出さないようにしていた喪失。
俺の相棒を助けてくれた時に、「これで本当にさよならだ」と感じたはずなのに、それでもまだ自分の中で消化しきれていなかった別れ。
石碑に背を預けて座り込むと、ただただ涙が止まらなくなった。
彼を思い出さないようにした理由は簡単だ。彼が死んだ事をまだ俺が受け入れられてなかったのだ。
ミストに出会った事でようやく思い知らされた。
辛い時に差し出された暖かい手、俺は彼に報いる事が出来ただろうか。優しさと命を受け取るだけで、何も返せていない。これから返す事も出来ない。
オルシュファンはもういないんだと、やっと実感できた。
心に空いた穴に、涙が止め処なく流れ込んでいくようだった。
あんたから貰った物をもう返せないなら、他の誰かに少しずつ分けていくんだ。
流した涙が凍りつかない内に、俺はその場を後にし、再び“英雄”として歩き出した。








最後オル光風になってしまったけどそういう意図はない……。
リセへの印象とか、オルシュファンが死んでしまった事とかに関しては割と私自身が感じた事そのまま。
英雄呼ばわりでお使いさせられるのも別にーって感じ。ウェルカム。
アルフィノが可愛すぎてなんでもお願い聞いてあげたいもん。



FF14、4周年おめでとーっ!
これからも楽しく遊ばせてもらうお。チープダンジョンも面白かった!w
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[ 2017年08月27日 23:08 ] カテゴリ:雑記 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

ひむら

Author:ひむら
ミコッテ・ムーンキーパー♂のトタ君
(Tota'to Himnyan たまにララ化 )で
新生OβからFF14を遊んでます。
PS4プレーヤー。鯖は生まれも育ちもIfrit。
メイン:新生からずっと竜騎士!
サブ:ヒラ

エスティニアンを心から愛しています。
拍手やコメントありがとうございます!

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◆トタ
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自称イケメン竜騎士。たまに幼児化。

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